●日本ハイパーサーミア学会認定施設● 2023年10月1日認定
○ハイパーサーミア(温熱療法)に関わる診療・治療は完全予約制となっております。○
治療前に準備していただく書類等ございますので受診前にお問い合わせください。
○現在、大変治療が混み合っております。○
当院で指定した日にちでの治療となります。ご了承ください。
悪性腫瘍の高周波温熱治療
がん(悪性腫瘍)治療の選択肢は、手術療法、抗がん剤療法、放射線療法などが柱となっていますが、病状の進行に伴い、治療の選択肢が少なくなります。
あきらめないがん治療の選択肢に、温熱療法を考えてみませんか?ご遠慮なくご相談ください。
ハイパーサーミア治療とは?
がん細胞は熱に弱く、40℃を超えると、がん細胞は生存できなくなります。
ハイパーサーミア治療では、8MHzの高周波により体の内部から温めるので、がん組織に直接的な壊死効果を与えることができるのです。
治療の特徴
- 治療の基本的な流れ
①治療予定時間の最低15分前には受付を済ませ軽装に着替えて、所定の場所で待機します。
(初回のみ治療開始1時間前にお越し下さい)
②スタッフの指示に従って温熱治療台に横になります。治療の部位によって、仰向けまたは
うつ伏せになります。症状に応じて体位の調整を行っています。
③体と治療器の密着を良くするために生食バックを使ったりゼリーを塗る事があります。
④徐々に治療部位が温まります。温度上昇に伴い、治療部位の熱感・ピリピリ感が出ることも
ありますが、決して我慢せずにスタッフへ申し出てください。対応・処置をいたします。
⑤治療中は、発汗や喉の渇きがあるかもしれませんが、水分は積極的に摂られてください。
当スタッフがサポートします。
⑥治療終了後も発汗しますので、十分な水分補給をお願いします。 - 治療が受けられない方
①ペースメーカーや加湿部位にチタン製以外のステントなど金属が入っている
②全身状態の悪い方
③心臓、腎臓の機能が悪い方
④適応外の病気(脳や眼球と血液のがん)の方
⑤意思の疎通が困難な方
⑥妊娠中の方
⑦栄養状態が極端に悪い方 - 体の負担が少ない
患部を温めるのみで体の負担が少なく、副作用としては、皮膚表在のピリピリ感です。 - 治療費について
①治療費は、「健康保険が適用される場合」「健康保険が適用されない自由診療の場合」など
治療の組合せによって違いますので、治療計画に沿ってご説明いたします。
電磁波温熱療法として、保険の適用に基づいた治療の場合
《治療費用》
対象部位の治療に対し、初回で算定することになっております。その後の複数回の費用は
初回に含まれます。
治療範囲 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
---|---|---|
身体の深部にある臓器 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 18,000円 | 6,000円 |
- ※電磁波温熱療法の費用の他に、基本診療料(初診料・再診料)と、医療行為(医学管理・
検査・投薬・その他)が、保険診療費として自己負担額になります。
※途中で治療を中止した場合、治療費の返金は出来かねます。
《治療回数》
保健適用の期間内で、8回の実施が保険適用されます。
週に1~2回程度を目安に治療されるのが効果的ですが、治療案内・治療スケジュールに
よって異なります。
診療時間
平日 | 9:00~18:00 |
---|---|
土曜日 | 9:00~13:00 |
※2017年7月より治療開始